ドラクエ復活の呪文新聞

この世のすべての出来事はファミコンのドラクエ1の復活の呪文で表すことができます。
その衝撃の事実を皆さまにお伝えしていきます。

当新聞でもコラムのコーナーを設けました。
朝日新聞で言うところの天声人語です。
ニュースとは違った復活の呪文をお楽しみください。

本日のコラムは「ドラクエ3の冒険の書が消えるとどうなるか」です。



ドラクエ3、「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」は、1988年2月10日にエニックス（現：スクウェア・エニックス）より発売されたファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲームです。



ドラクエ１・２では「復活の呪文」と呼ばれるパスワード方式を採用していましたが、本作品は内蔵電池によるバッテリーバックアップ方式に変更、「冒険の書」としてロムカセット内部に進行状況を記録できるようになりました。

この冒険の書、便利なのですが、復活の呪文のように確実なものではありません。
内蔵電池の消耗や接触不良などの要因で消えてしまうこともありました。

セーブデータが消えると「おきのどくですがぼうけんのしょはきえてしまいました」という文字とともに、呪いの武具を装備したときの音楽がおどろおどろしく流れ、一気に不安な気持ちになったものです。
ゲームのトラウマとして今でも挙がるほどです。

復活の呪文ではこのように表現しています。

その復活の呪文はこちら。



「どらくえす　りいせえぶでえ　たがきえた　きつい」



精神的にきついです。
一生懸命上げたレベル、集めたアイテム、稼いだゴールド、進めたマップ。
全てが消えます。



勇者「８ーねえ」。

「８」を「パ」と読むと、「パー！ねぇ！」
データがパーです。
データがねぇ！ねぇんだよ！
そんな声が聞こえてきます。



レベル25まで上げても、消えてしまっては意味がありません。
武器もなくなってしまいました。



「しのくびかざり」。これを装備すると、あのおどろおどろしい音楽が流れます。

復活の呪文新聞、これからはコラムも充実させていきたいと思います。
これからも引き続きご購読のほどよろしくお願いいたします。